想定オッズ
馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 厩舎 | 予想 オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|
ランドオブリバティ | 牡3 | 56.0 | 三浦 | 美浦 鹿戸 | 2.2 | 1 |
ボーデン | 牡3 | 56.0 | 川田 | 美浦 木村 | 3.0 | 2 |
ヴィクティファルス | 牡3 | 56.0 | 池添 | 栗東 池添学 | 4.6 | 3 |
ヴェイルネビュラ | 牡3 | 56.0 | 戸崎圭 | 美浦 大竹 | 12.4 | 4 |
ヴィゴーレ | 牡3 | 56.0 | 田辺 | 栗東 松永幹 | 16.1 | 5 |
レインフロムヘヴン | 牡3 | 56.0 | 石橋脩 | 美浦 堀 | 16.2 | 6 |
ロードトゥフェイム | 牡3 | 56.0 | 木幡巧 | 美浦 尾形 | 26.0 | 7 |
イルーシヴパンサー | 牡3 | 56.0 | 横山典 | 美浦 久保田 | 38.3 | 8 |
アールバロン | 牡3 | 56.0 | 北村宏 | 美浦 伊藤大 | 67.1 | 9 |
ワールドリバイバル | 牡3 | 56.0 | 菱田 | 栗東 牧田 | 76.3 | 10 |
アサマノイタズラ | 牡3 | 56.0 | ○○ | 美浦 手塚 | 76.9 | 11 |
オンザライン | 牡3 | 56.0 | 横山武 | 美浦 大和田 | 99.2 | 12 |
ニシノオイカゼ | 牡3 | 56.0 | 勝浦 | 美浦 武市 | 111.5 | 13 |
ノースザワールド | 牡3 | 56.0 | ○○ | 栗東 大久保 | 119.0 | 14 |
セルジュ | 牡3 | 56.0 | ○○ | 美浦 中川 | 165.2 | 15 |
ビゾンテノブファロ | 牡3 | 56.0 | ○○ | 美浦 小桧山 | 182.0 | 16 |
タイフォン | 牡3 | 56.0 | ○○ | 栗東 森田 | 330.1 | 17 |
クラシック初戦の皐月賞トライアルでもあるこのレース。人気の中心は、きさらぎ賞、共同通信杯と重賞での好走実績のあるランドオブリバティ、ヴィクティファルスや、前走未勝利戦を6馬身差ぶっちぎったボーデンなどとなりそうです。しかし近年は有力馬が皐月賞直行コースを歩むことも多く、例年どおり今年のスプリングSのメンバー構成も玉石混交といった感じで飛びぬけて強い馬がいるという印象でもありません。
今回はまだ枠順確定前なので、人気馬の考察と、条件が合えば狙っていきたい穴馬の紹介をしていこうと思います!最後までお付き合い頂けますと幸いです!
人気馬考察
ランドオブリバティ 1番人気 想定オッズ 2.2倍 牡3 56.0 三浦騎手
中山2000mで開催された芙蓉Sでは、離れた2番手先行から直線早めに抜け出すと、直線後半はほぼ持ったままで3馬身差の圧勝劇を見せ一躍クラシック有力馬に躍り出ました。しかしそのあと注目を集めたホープフルSでは、直線で大きく逸走し競争中止になってしまい、期待を裏切る結果となってしまいました。
衝撃の重賞デビューを飾ってしまったランドオブリバティですが、2021年始動戦としてG3きさらぎ賞に出走してきました。これまでの経歴から、先行力を活かして前目のポジションから位置取りを活かして粘りこむのが持ち味のタイプのこの馬ですが、ここではスタート直後内の馬に寄られたことと、ホープフルSの逸走を考慮してか、後方からのレース運びとなり、力を出し切れずの3着と敗戦を喫してしまいました。
芙蓉Sでの強い競馬と、ホープフルSでも逸走がなければあわや…という経歴からここでも人気してくると思いますが、いろいろと疑問点の多い馬であることは確かです。ここでは様子見といった評価が妥当ではないでしょうか。抑えまでの評価としておきたい1頭です。
ボーデン 2番人気 想定オッズ 3.0倍 牡3 56.0 川田騎手
前走の東京1800mで見せた勝ちっぷりは衝撃的で、後続を6馬身もぶっちぎって勝利しました。またその時に記録した勝ちタイムも1.45.2とすさまじく、これはタイムだけで言えば同舞台で行われるG2毎日王冠にも匹敵するほどの早さです。
ただ、この6馬身差の圧勝劇ですがこれは相手が弱かったからこそともいえます。データで見てみると、スプリングSに前走未勝利戦から望む馬の成績は非常に悪く、勝利することはおろか馬券にすらなっていません。
前走クラスが新馬・未勝利戦の馬の成績(過去10年)
条件 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 合計 |
新馬 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 |
未勝利 | 0 | 0 | 0 | 8 | 8 |
やはり強い馬はどんどん勝ち上がってしまいますので、3歳の春の未勝利戦となると、2歳時や冬のころと比べて出走してくる馬のレベルは刻々と弱くなっていきます。ですので未勝利戦で圧勝したからと、ここまで人気するのは少々過大評価なのかもしれません。
またこの馬自体は新馬戦で2着に敗れていますが、この時勝った馬は共同通信杯11着のディオスバリエンテでしたので、ここまで人気するのであればこの馬の能力を疑うという見方もありですね。思い切って馬券から見るのも切ってみるのも面白いかもしれませんね。
ヴィクティファルス 3番人気 想定オッズ 4.6倍 牡3 56.0 池添騎手
新馬戦での走りが平凡だったこともあり、あまり人気のなかった前走共同通信杯ですが、1着エフフォーリアを見据える運びで直線追って2着に食い込み万馬券の立役者となりました。共同通信杯では朝日杯FS2着のステラヴェローチェなども負かしているわけですから、このメンバーの中では実績は上位と言えるかもしれません。ここは特に嫌う材料も無いですから、馬券には押さえておく必要のある1頭だと思います。
穴馬候補
レインフロムヘブン 6番人気 想定オッズ 16.2倍 牡3 56.0 石橋脩騎手
テンが早く、積極的にハナをとれる脚が持ち味の1頭。高速馬場の東京2000mで開催されたフリージア賞でもきっちりハナをとりきりました。また直線では一度後ろから差されそうになるも、さらに伸び返して1馬身差勝利しするなど、底力の強さと勝負強さを見せました。
データ的な観点から行くと、スプリングSでは前走1勝クラス(500万以下)からの昇級戦となる馬の成績が非常によく、1着狙いでは結構回収率もよいです。前走フリージア賞のこの馬もこのデータに当てはまります。
1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 合計 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 |
5 | 3 | 0 | 22 | 30 | 7.4% | 14.7% | 22.1% | 203円 | 66円 |
ただ不安要素としては、東スポ杯2歳Sでは外から他馬に被せられたことで折り合いを欠き、暴走気味に逃げてしまい負けてしまいました。そういった精神面で課題がありますので。楽に逃げれそうならよさそうですが、大外から追って追っての逃げなどの手を打たなければならない場合となってしまうと厳しいかもしれません。
ロードトゥフェイム 7番人気 想定オッズ 26.0倍 牡3 56.0 木幡巧騎手
2歳未勝利戦では4コーナ前から早めに仕掛けてロングスパート勝負をかけ、積極的に動かしに行く競馬で勝利しました。その後はスプリングSと同舞台の中山1800mの不良馬場で、タフさを求められる若竹賞でも勝利したことから、スタミナが必要な消耗戦においてはメンバー中でもかなり上位にくるのではないかと思います。この馬もレインフロムヘヴン同様に前走1勝クラスからの参戦となる馬ですから、データ的な後押しもありここでも好走に期待が持てます。
ただ瞬発力においては他馬に見劣る感があり、その点は不安です。最内枠で自分で競馬を動かすことのできなかった東京1800mの未勝利戦では反応悪くなかなか馬群から抜け出せませんでした。ただ残り100mくらいからは他馬がバテて脚色悪くなる中、この馬だけは伸び続けていましたから、やはり持久力勝負となればここでも勝ち負けできるのではないかと思います。
まとめ
人気馬サイドに未知の部分が多くあるなといった印象で、他の馬にも十分付け入る隙のある一戦なのではないかと思います!枠順や当日の馬場状態等も勘案しながら最終的な予想は決めていきたいと思いますが、今のところは穴馬候補の2頭の1着軸から人気サイドを含めて流していこうかと考えています!最終判断については週末に投稿予定ですので、もしよければ引き続きお付き合い頂けますと幸いです!それでは、また!
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