想定勝率
A(想定勝率: 28%)
ガイアフォース
B(想定勝率: 14%)
ボッケリーニ
べラジオオペラ
C(想定勝率: 7%)
フリームファクシ
フェーングロッテン
エヒト
リカンカブール
D(想定勝率: 3%)
エピファニー
マテンロウレオ
イズジョーノキセキ
ウインマイティー
E(想定勝率: 2%)
テーオーシリウス
アドマイヤビルゴ
A(想定勝率: 28%): オッズ下限 3.6倍
ガイアフォース 想定1人気 2.5倍
前走は天皇賞(秋)。早めの先行策で2番手を追走。逃げ馬ジャックドールの作るペースは非常に厳しく、前に行った馬は基本的に総崩れのレース。それでもなお5着に粘り込んだ競馬内容は非常に高く評価できます。
真っ向勝負でもG1で掲示板争いできるほどの力がある馬。このメンバーなら頭ひとつ抜けていると見るべきでしょう。
しかし中山2200mで行われたオールカマーや、AJCCで共に5着という成績は相手関係を考えるとやや寂しい内容。どちらもコースや馬場的にこの馬にとってポテンシャル以上のスタミナを要求されるレース。阪神2000mでは馬場状態が悪化すると体力が持たない可能性も。
B(想定勝率: 14%): オッズ下限 7.3倍
ボッケリーニ 想定2人気 7.8倍
前走は京都大賞典。ディープボンドなど強いメンバー相手に先着していますが、先行のインを追走する競馬での勝利で展開にはかなり恵まれた感があります。
とはいえ3走前は純粋な力比べとなった鳴尾記念を勝利。また日経賞は勝ち馬には離されたものの2着、とG2~G3レベルであれば常に勝ち負け争いに加われるだけの力はある馬だと思います。このメンバーなら好走の可能性は高いでしょう。
べラジオオペラ 想定3人気 6.5倍
前走はダービー4着。最内枠を活かしたインにこだわる競馬で直線もイン付き強襲。少々うまく行き過ぎた感はありますが…それでもダービーにおいてのこの着順は全く評価しないわけには行きません。
皐月賞こそ大敗していますが道中全く緩まないレースラップを先行して自滅する競馬。こちらは度外視可能です。古馬相手は初めてになりますが、全く通用しないということはないでしょう。
C(想定勝率: 7%): オッズ下限 14.5倍
フリームファクシ 想定5人気 8.8倍
べラジオオペラと共に3歳馬の参戦2頭目。クラシックは皐月賞、ダービーと使われて10着=>10着。本番ではやや寂しい結果に終わっていますが、その前のきさらぎ賞では先行しつつも直線外目を末脚も使ってさらに突き放していく競馬内容で勝利した馬。
やはり気持ちよく走れた方が良い馬で、皐月賞の時の極悪馬場や、ダービーでの馬群に突っ込むような競馬は合っていなかった感があります。
まだ底を見せていないだけに未知の魅力はある馬だと思います。ただし、クラシックで苦戦していたような馬場、展開の再現となるのであれば今回も同様の結果に終わってしまうかもしれません。
フェーングロッテン 想定9人気 30.8倍
七夕賞 => 毎日王冠とステップを踏んでのチャレンジCへの出走。どちらも大敗を喫していますが、最近はどうも行き足がつかず序盤戦で後手を踏む競馬になってしまっていることが敗因。
本来であれば3走前の鳴尾記念のようにハナ主張して粘り込む競馬が得意な馬。この時の競馬は息の入らないレースラップで逃げ馬には相当苦しい競馬でしたが2着に粘り込む大奮戦。
ここでも先行する競馬なら粘って好走できる力はあります。とはいえ先行できるかどうかは相手関係と枠並びを見て慎重に判断する必要があります。
エヒト 想定8人気 22.7倍
オールカマー、天皇賞(秋)と使われましたがどちらも大敗。ただこの馬は弱点が明確で、早い時計への対応ができないこと。どちらもその点が要求されるレースでありここで勝負にならないのは仕方がないといえます。
昨年末のAJCCは相当に荒れた馬場も活かし、ガイアフォースなど強いメンバーもいる中で2着。得意とする力の要る馬場状態さえ出現すればこのレースでも馬券圏内に食い込むだけの力はあります。
リカンカブール 想定6人気 12.3倍
前走は3勝クラスの西宮S。逃げ馬が大逃げを打つ展開で超縦長の展開に。これをかなりの後方から追い込んでの勝利。展開的には届きそうもない位置からの勝利は内容としても評価できます。またこの時アタマ差だったのが後に新潟牝馬Sを制するメモリーレゾン。メンバーとしても条件戦にしてはレベルが高かったと思います。
初の古馬相手の重賞挑戦となるので完全に信頼することはできませんが、力的にはここでも通用する水準にあっておかしくないでしょう。
D(想定勝率: 3%): オッズ下限 29.0倍
エピファニー 想定4人気 8.7倍
前走はオープン競争のケフェウスS。道中全く息が入らない展開で先行馬が総崩れ。中団のインでロスなく追走し、最後の直線だけ外差しする競馬内容での勝利は展開面でかなり恵まれた印象を受けます。
これまでもオープン競争ではそれなりに走っている堅実さはあるものの、重賞級のメンバーを相手にすると少々見劣りします。それなりに強いメンバーもいる今回では力的にやや足りないと見るべきでしょう。
マテンロウレオ 想定7人気 18.9倍
今年に入って京都記念の2着や大阪杯の4着などの成績がありますが、いずれも内内で脚を潜めて完全に着を拾う競馬が功を奏した感があります。またいずれも一つ上の着順の馬に大きく離されており、着順ほどの評価もできません。
前走のオールカマーでは好走時のようなレース展開となりましたが思った以上に伸びずの12着。やや下降線気味だと疑いたくなる結果。今回は狙いづらいでしょう。
イズジョーノキセキ 想定10人気 33.7倍
前走は13番人気でエリザベス女王杯8着。過去にもG1で堅実に人気より上の着順に来ている馬です。しかし、常にかなり後方から追い込む戦略一辺倒の馬で、崩れてきた先行馬を差し切っているだけ感が強いです。真っ向勝負となれば力的に足りないでしょう。
ウインマイティー 想定11人気 52.3倍
近走ではG2競争を中心に使われていますがほとんど全く通用していません。唯一マーメイドSでの2着の成績がありますが、先行馬がオーバーペースで崩れたところを後方からなだれ込んだだけ。メンバー的にも重賞にしては相当弱かったと思います。現状はこのメンバー相手では分が悪いでしょう。
E(想定勝率: 2%): オッズ下限 58.0倍
テーオーシリウス 想定13人気 77.2倍
2走前は小倉記念で2着。とはいえ絶好の逃げを打ちながらもエヒトに早々に捕まえられて結果0.4s差もつけられる敗戦。力的に大きく差があるところを露呈しました。他レースでも思うように逃げが決まらない時にはかなり大きく負けてしまっています。単純な競争能力ではかなり見劣ります。
アドマイヤビルゴ 想定12人気 57.1倍
前走はケフェウスS。先行馬総崩れのレースを中団から差す展開で相当にハマったと思いますがそれでも5着。オープンレベルでもこの程度の競馬しかできておらず、近走の状態では重賞での好走は厳しいでしょう。
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