【マイルCS】枠順発表前予想!

2023

推定勝率

A:(勝率 22 %水準)
セリフォス
シュネルマイスター

B:(勝率 11 %水準)
レッドモンレーヴ
ナミュール
エルトンバローズ

C:(勝率 6 %水準)
ダノンザキッド

D:(勝率 3 %水準)
イルーシヴパンサー
ソーヴァリアント
ソウルラッシュ
ジャスティンカフェ

E:(勝率 1%水準)
エエヤン
セルバーグ
マテンロウオリオン

F:(勝率 1 %未満)
ビーアストニッシド
バスラットレオン
ダノンスコーピオン

A:(勝率 22 %水準)寸評

セリフォス (想定1人気 3.9倍)

安田記念2着馬。勝ったソングライン不在の中では実績最上位馬。能力面で評価できるのはもちろんのこと、前走は先行する競馬ができた点もマイル戦においては大きな収穫。

今回の出走メンバーで力のある馬たちは先行力には疑問がある馬が多く、今回も前走のような積極的な競馬ができれば粘り込みを図れる可能性は高い。

しかし、本来使われる予定だった富士Sを出走回避して5ヶ月ぶりの G1 ぶっつけ本番。レース勘が戻ってきていない可能性もある。力差のある下位の馬にとってもセリフォスに付けいる隙は十分にある。

シュネルマイスター(想定2人気 4.0倍)

前走の安田記念では3着。先行する競馬を選択したセリフォスには先着されたものの、直線の伸び脚はこちらが圧倒的に上。着差は完全に位置取りの差によるもの。少しの展開の違いで着順は入れ替わっていてもおかしくなかった。

前走の富士Sは後方待機から直線はインに突っ込んで進路を失う最悪な騎乗だった。しかし、だいぶ仕掛け遅れて大外に出してからの末脚は抜群で、これで勝ち馬にハナ差まで詰め寄る。ここでも最も強い競馬をしていたといえる。

能力的には最有力候補の一頭。ここは高い評価を与えて然るべき存在。

B:(勝率 11 %水準)寸評

レッドモンレーヴ(想定6人気 15.1倍)

安田記念ではシュネルマイスターに併せる形の大外追い込む競馬で低評価を覆す6着という走りを見せた。さすがに先着を許したシュネルマイスターには直線の脚は見劣るものの、これを除く他馬の末脚と比べれば一段上の脚力を見せていた。

前走の富士Sでは2着ではあったものの、勝ち馬のナミュールに比べて厳しい斤量設定にも関わらず1馬身差。力的にはそう大差はない。

この安田記念6着 => 富士S2着はやや地味な成績で、オッズが甘くなりそうな部分も良い。勝つためには上位評価の馬の不発に助けられる必要があるが、期待値的にそれでも買えそうな感はある。

ナミュール(想定4人気 7.1倍)

安田記念では16着と大敗を喫しているものの、直線抜け出しを図ろうとしたタイミングで進路が詰まり後退。そのまま追わずの敗戦なので度外視で考えていい。

変わって前走の富士Sでは勝利。中団インで溜めて軽く抜け出した。本来ならばこのくらい走っていい。

しかし人気先行型の馬でオッズ的には妙味が出ない可能性が高い。当日もこのオッズならば少々嫌いたいところ。

エルトンバローズ(想定5人気 8.5倍)

未勝利からラジオ NIKKEI 賞、毎日王冠と勝利し目下4連勝中。特に毎日王冠ではシュネルマイスター相手に先着し、勢いのある一頭である。

しかし、前走の毎日王冠はスムーズな競馬ができたエルトンバローズに対して、不利が大きかったシュネルマイスターという構図。斤量差も考えれば力的にはシュネルマイスターの方が上だったと判断する方が賢明。

勢いのある上がり馬ということで人気する可能性が高く、馬券妙味的には嫌いたい一頭。

C:(勝率 6 %水準)寸評

ダノンザキッド(想定12人気 38.3倍)

大阪杯3着馬。先行有利な馬場、展開であったことを考えれば追い込んでダノンザキッドに先着したスターズオンアースと比べると少々劣る。

そのスターズオンアースはヴィクトリアマイル3着。この時に0.1s先着したソダシが安田記念で7着だったことを考えれば、ダノンザキッドはこの辺りの評価を与えておくのが妥当。

当然この人気で買えるのであれば馬券妙味十分といえるが、大阪杯3着、昨年のマイルCS2着の成績は派手で、当日はもう少し人気する気がする。

D:(勝率 3 %水準)寸評

ソウルラッシュ(想定3人気 5.9倍)

安田記念では9着。終始インでロスのない競馬をしたものの直線では特に見せ場がなかった。前走の京成杯AHでは勝利しているものの、相手関係には相当恵まれた感が強い。

G1レベルのレースでは通用しない可能性が高く、前走59kgの斤量を背負っての勝利という点が評価されて人気に推されるのであれば積極的に嫌いたい一頭。

イルーシヴパンサー(想定10人気 34.6倍)

安田記念の10着馬。後方からの競馬で追い込んだものの、同様に外を回したシュネルマイスターや、レッドモンレーヴらに比べると数段末脚性能で劣っていた感がある。直線詰まった分不利はあったが、結果に大きく影響するレベルだったとは言えない。

前走の富士Sでも1, 2着馬につけられた差は大きく、巻き返しを望める可能性は薄い。

ソーヴァリアント(想定7人気 25.3倍)

前走富士Sでは3着と馬券圏内に入る健闘を見せたが、先行して苦しくなった分 + 斤量差のあったイルーシヴパンサーとは力的には大差ない。

マイルを使って日の浅い馬で未知の魅力はあるが、現状はこのくらいの評価が妥当。

ジャスティンカフェ(想定8人気 25.6倍)

毎日王冠では後方ポツンの競馬から追い込んでの7着。仕掛けが遅れたシュネルマイスターに対しては直線半ばで並びかけられる間も無く追い抜かれてしまっていた。

現状ではここで勝ち負け争いに加わるだけの力はない。

E:(勝率 1%水準)寸評

エエヤン(想定9人気 28.1倍)

毎日王冠で8着。超スローの競馬を先行したにも関わらず、ジャスティンカフェにまで差される競馬内容。斤量差も減る今回はさらに厳しい競馬になる。

セルバーグ(想定14人気 59.9倍)

中京記念で逃げて圧勝。とはいえ展開利による恩恵を受けてのもの。メンバー的にも恵まれておりあまり評価はできるものではない。マイル G1 のペースで楽に逃げさせてもらえる可能性も低い。

マテンロウオリオン(想定11人気 37.7倍)

安田記念では後方ポツンから追い込んで11着。前が詰まったイルーシヴパンサーにすら末脚の伸びは劣っていた。このメンバー相手では分が悪い。

F:(勝率 1 %未満)寸評

ビーアストニッシド(想定13人気 59.4倍)

マイラーズCで0.3s差の6着の競馬はあるが、かなり前有利の競馬で完全に展開に恵まれた。それでもなお一段後に構えたマテンロウオリオンにすら差されており力的に見劣る。

ダノンスコーピオン(想定15人気 86.0倍)

安田記念ではインで先行し、直線進路も十分にあったが全く伸びずの13着。着順通りの評価が妥当で、G1レベルで通用するだけの力はない。

バスラットレオン(想定16人気 258.6倍)

国内の芝は阪神C以来の約1年ぶりだが、1400m戦線の弱いメンバー相手でも4着と結果が出ていなかった。ここは一気のメンバー強化となる一戦であり、いきなり通用する可能性は低い。

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