序盤戦(スタート〜向正面)
逃げ候補の馬は多数いますが、前走1400m戦で逃げた⑩ハギノメーテルが逃げ筆頭。続くのが好枠確保の②シャーレイポピー、③ヒヅルジョウ。外枠から⑪ビジン。この辺りが番手候補。
その後の先行集団を形成するのが⑥タガノフィナーレ、⑧ウインマイティー。
中団に構えるのが内から①シンシアウィッシュ。大外の⑫サンカルパ、⑬ゴールドエクリプス。一段後ろに④ビックリボン、⑦ランスオブアース、⑨ストーリア。そして後方に構えるのが⑤ホウオウエミーズ。
展開としては⑩ハギノメーテルはワンペースの競馬しかできないタイプですので、そこそこのペースを保ったまま道中運びそう。番手の②シンシアウィッシュ、③ヒヅルジョウはスローに落としたいタイプ。ここに競りかけるとは考えにくいです。競りかけるとしたらスタミナを活かしたい⑪ビジン。
逃げ馬のペースは早いかもしれませんが、メインの隊列のペースはそこまで上がらないように思えます。
終盤戦(3コーナー〜直線)
⑩ハギノメーテル、⑪ビジンは前に行ってセーフリードを保ったままどこまで粘れるかという競馬。
メインの隊列は比較的スローで行くと思うので、3コーナーあたりでポジションを上げていく馬が出てくる可能性が高いです。その筆頭が⑧ウインマイティー、⑨ストーリア。有力馬の2頭ですがスローの瞬発力勝負では分が悪いタイプ。勝ちも狙える馬ですから、早め上がってロングスパート勝負に持ち込むでしょう。
④ビッグリボンは内枠の分、外目の馬より仕掛けのタイミングは限られてきます。こちらも瞬発力勝負よりはロングスパートに持ち込みたいタイプですが、やや追い出しを待たされる可能性が高いでしょう。
こういった展開となれば先行する馬にとっては厳しく、力のある差し馬、加えて後方で待機した馬のなだれ込みで決着する可能性が高いのではないかと思います。
もう一つ展開として考えられるのが⑧ウインマイティー、⑨ストーリアの仕掛けが遅れるパターン。
内に人気を背負うであろう実力馬④ビッグリボンがおり、この馬を閉じ込めようとする意識が働きすぎると直線まで隊列が動かずにスローからの直線勝負になる可能性も。
そうなってくると内で我慢している先行馬にとって絶好の展開。単純に前にいる馬同士での波乱の決着となる可能性もあります。特にスローペース先行して好走実績のある馬は要警戒です。
展開によって向いてくるであろう馬はどの馬か??というお話は、以下記事の各馬の考察記事を参考に確認してみてください!
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