【京阪杯】枠順発表後予想!

2023

想定勝率

A(想定勝率 24%)
キミワクイーン

B(想定勝率 12%)
トウシンマカオ
ジュピリーヘッド
エイシンスポッター

C(想定勝率 6%)
トゥラヴェスーラ
ディヴィナシオン
ヴァトレニ
ルガル

D(想定勝率 3%)
スマートリアン
シングザットソング
ビッグシーザー

E(想定勝率 2%)
モズメイメイ
バンデルオーラ

F(想定勝率 1%)
シュバルツカイザー
グレイトゲイナー

G(想定勝率 1%未満)
グレイトゲイナー
エクセトラ
ショウナンハクラク

A(想定勝率 24%): オッズ下限 4.1倍

キミワクイーン 想定2人気 5.8倍

評価したいレースは3走前の函館SS。キミワクイーンは後方待機の戦略で大外ぶん回しての追い込みで勝利しました。開幕週の内がいい馬場にも関わらずバイアスに反しての勝利。力の違いを見せつける競馬内容だったと思います。

近2走のキーンランドカップ、スプリンターズSと大きく負けているものの、どちらもかなり先行馬有利のレースで、展開待ちのこの馬にとっては全くノーチャンスでした。ここは度外視可能です。

敗戦続きでオッズ的にもやや甘りそうな今回のレースは狙い目となる一頭です。

B(想定勝率 12%): オッズ下限 8.2倍

トウシンマカオ 想定4人気 9.8倍

前走のスワンSは逃げる競馬を選択しましたが、1400mのレースにも関わらずペースを上げすぎた感があり仕方のない敗戦。その前走のキーンランドカップではナムラクレアに対して0.2s差の3着。斤量もトップハンデかつ得意ではない重馬場の中での好走。こちらは高く評価できます。

3走前の函館SSはやや案外な結果に終わりましたが直線インを選択して前詰まり。こういった窮屈な競馬を得意としない馬です。今回は17番枠を引いたことでこのような心配はあまりしなくて良いでしょう。巻き返しに期待が持てる一頭です。

ジュピリーヘッド 想定15人気 32.5倍

この馬の評価を上げたいのは5走前のオーシャンS。勝ち馬のヴェントヴォーチェの強さが際立つレースで、中団からまくって先行馬を一掃してしまうレース。この時に先行して5着に粘ったのがジュピリーヘッドで、普通なら戦意喪失する状況でも掲示板内に残せるのがこの馬の強さ。

近2走は大きく負けていますが、キーンランドカップは重馬場が合わなかったと捉えられますし、スプリンターズSは出負け後方からになり、レース全体としても前残りの競馬で展開的にもしょうがない敗戦。

このメンバー相手でも十分に通用する力はあるでしょう。

エイシンスポッター 想定6人気 11.1倍

前走のスプリンターズSは大敗。とはいえ後方待機の馬にとってチャンスがなかっただけとも捉えれるため度外視可能な敗戦。セントウルSは直線でインをついてハマった感はありますが、好メンバー相手に7着の結果は立派です。

個人的にはCBC賞での走りが秀逸。後方からインをつく戦略を取りましたが前が壁になり捌きに苦労していました。それでも前が空いてからの伸びは抜群で、短距離G3では常連のディヴィナシオンに先着、トゥラヴェスーラに0.1s差。ここでは一番強い競馬ができており、京阪杯でも十分勝負になる水準です。

C(想定勝率 6%): オッズ下限 16.4倍

トゥラヴェスーラ 想定12人気 24.0倍

高松宮記念で3着の実績があり、格で言えば一段上とも捉えられます。しかし稀に見るような極悪馬場を最内インをつく奇策での3着という結果は、相当特殊なケースで再現性の低い競馬内容だったと思います。

今年の夏は北九州記念、CBC賞に出走。どちらもそれなりにいいポジションどりができたにも関わらず思ったほどの着順ではありませんでした。やはり真っ向勝負ではやや力が足りない感があります。

ディヴィナシオン 想定16人気 53.8倍

前走のみちのくSは後方から追込を狙うも前が壁になり敗戦。ここは仕方ない部分があります。その前のオパールSはインに進路をとった馬が上位を占めるレースにも関わらず大外ぶん回しで勝利。この内容はかなり高く評価できます。

とは言え前々走はリステッド競争のハンデ戦でメンバーには恵まれた面がありました。夏の重賞では普通に力負けの競馬内容で敗戦を繰り返しており、重賞では力不足を露呈した感があります。

ヴァトレニ 想定14人気 29.6倍

先行力の高い馬で重賞でも常に大崩れはしない競馬ができる馬。能力的には京阪杯の出走メンバー相手にそこそこやれてもおかしくないだけの力はあるでしょう。ただ、重賞で勝ち負けに加われるかというと…そこまでの力は感じられません。

ルガル 想定1人気 5.6倍

前走スワンSを4着。京阪杯で再戦となるトウシンマカオなどに先着しています。とはいえ内をロスなく追走する競馬で馬場的にもかなりいいところを通っての結果。スワンS以前の朱鷺Sや葵Sも着順としては上々なのですが、常に馬場や展開に恵まれ続けてきた感が否めません。真っ向勝負となれば力が足りない可能性が十分にあると思います。

D(想定勝率 3%): オッズ下限 32.9倍

スマートリアン 想定13人気 25.3倍

前走スワンSはペースが上がって先行馬にはやや苦しいレース。これを後方に控えて追込を狙うも全く伸びてくる脚がありませんでした。展開的に悪くない中での敗戦で力的にかなり見劣ります。前々走の北九州記念こそ4着の実績がありますが、強い馬が前を掃除した結果の後方からの雪崩れ込みだけのレース。あまり高く評価はできません。

シングザットソング 想定5人気 10.6倍

前走のオパールSで2着。ただし馬場の良い内を通ってのものであり恵まれた面は多分にあると思います。メンバーレベル的にもやや疑問で、ここを勝ちきれないようだと古馬混合の重賞で通用する可能性は低いとみて良いでしょう。

ビッグシーザー 想定3人気 8.6倍

セントウルS、オパールSと古馬混合戦を2戦。オパールSこそ前が壁になり仕方のない敗戦と言えますが、セントウルSではスムーズな先行をしたものの全く粘り込めず10着。力不足を露呈してしまった感があります。

E(想定勝率 2%): オッズ下限 65.8倍

モズメイメイ 想定8人気 14.3倍

桜花賞以降は短距離路線に転向。元々逃げる競馬で結果を出していましたが、古馬混合のスプリントではそれすら叶っていません。桜花賞は逃げの競馬がハマった感もありましたが、それでもシングザットソングに対して大きく負け。そのシングザットソングですら古馬混合戦でそれほどいい結果は出ていません。

バンデルオーラ 想定17人気 72.1倍

前走のみちのくSでは大外をぶん回して追込。結果は6着でしたがかなり前残り傾向の強いレース。再戦となるグレイトゲイナーやシュバルツカイザーに先着こそされましたが、一番強い競馬をしたのはこの馬だったと思います。

とはいえこのレースは重賞でも通用するメンバーが不発に終わったことと、他の出走馬のレベルが低かったことが好走の要因に繋がったと思います。やはり真っ向勝負となれば足りない可能性が高いでしょう。

F(想定勝率 1%): オッズ下限 131.5倍

シュバルツカイザー 想定7人気 13.4倍

前走みちのくSでは内内でロスのない競馬をしたものの5着。十分な恵まれたにも関わらずの敗戦であり、オープン競争のレベルおいても頭打ち感があります。

グレイトゲイナー 想定11人気 20.6倍

前走はみちのくS。2番手を確保する形で4コーナでは先頭に並びかける競馬。かなり自分のペースでのレース運びが出来ましたし、結果を見てもいったいったの競馬。現状はオープンクラス勝ちがギリギリといったところでしょう。

G(想定勝率 1%未満): オッズ下限 263.0倍

グルーヴィット 想定18人気 97.3倍

近4走はG3、オープン競争に挑戦するも大差負け。オープン勝ちがある馬だけに常に斤量は厳しかったといえますがそれでも負けすぎ。昨年末のような状態にはないと見るべきでしょう。

エクセトラ 想定10人気 19.2倍

今年夏に3勝クラスを勝ち上がり、UHB賞、スワンSに参戦。前走は後方の馬にもそれなりにチャンスはありましたが特にいいところなしの敗戦です。今回強調すべき点は特にありません。

ショウナンハクラク 想定9人気 14.7倍

前走の醍醐Sで3Cクラス勝ち上がり。しかし過去3回も3勝クラスに挑戦するも、条件戦でグレイトゲイナーやシュバルツカイザー、バンデルオーラなどに常に敗戦。いきなりのオープン挑戦で通用するシーンはあまり想像できません。

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