【天皇賞・春 2021】【予想ポイント】長距離レースは騎手で選べ!買い!な騎手ランキング発表します!

フィエールマン 予想ポイント
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競馬の予想ファクター

みなさんは競馬予想をするときなにを参考にしていますか?

  • 過去の成績
  • 展開
  • 天気 / 馬場のコンディション
  • 血統
  • 騎手 etc…

あげたらキリがないくらいたくさんありますよね!このように競馬予想をするときに、決め手となる予想のポイントをファクターと呼びます。

しかしこのファクター、色々組み合わせて情報を増やせば増やすほど予想が当たるかというとそうではありません。例えばですが、2021年3月14日に行われたG2金鯱賞です。

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1番人気は1枠1番デアリングタクト。昨年の3冠牝馬で実績は十分。調教の様子もすこぶるよく、馬の調子もかなり上向きでした。またこの日はレース前までにかなりの雨が振り、重馬場の開催となりましたが、デアリングタクトは桜花賞を重馬場で勝っており、馬場への適正も高そうです。

総合的にいろんなファクターを盛り込んで考えると、やっぱり「デアリングタクト」一択だ!って予想になっちゃいますよね??ただ、このレース実際に勝ったのは…

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なんと最低の10番人気「ギベオン」だったんですね。ギベオンは2年前に勝利して以来、金鯱賞まで3着以内に入ったことすらなく、調教もパッとせずイマイチで、重・不良で良い成績を納めたこともありません。

ただ唯一ギベオンを後押しするファクターが「展開」でした。このレースは確固たる逃げ馬不在で、スタートの上手なギベオンが押し出される形で先頭に立って、そのまま逃げ切り勝ちというレースだったんですね。

色々なファクターを総合的に見て導き出された1番人気のデアリングタクトよりも、単純に1つのファクターにしか推されない最低人気のギベオンが勝ってしまうというのが競馬なんですね。

結局のところ何が言いたいかというと、ファクターレースに合わせて重要そうなものを絞り込んで使うのが大事。ということです。

またこの例でも示したように、ファクターは盛り込めば盛り込むほどオッズの低い人気馬に答えが収束していきます。

なのでファクターを絞り込むことは、オイシイ穴馬に巡り会えるというメリットもあります。

予想ファクターはレースに合わせて、重要なものを絞り込んで使うべし!

長距離レースで重視するべきファクター

では、長距離のレースで重要視したいファクターとはなんでしょう??それはズバリ騎手です。

競馬の世界では「馬が7割、騎手が3割」なんていう格言がありますが、騎手の重要性はレースの距離が長ければ長いほど増していきます

イメージしやすいように人間の陸上競技に置き換えてみましょう。

100m走ではウサイン・ボルト選手のようなアフリカ系のゴリゴリマッチョな選手が大活躍して、日本の選手はなかなか勝つことができません。

しかし、マラソン競技ならばどうでしょうか?日本人からも有森裕子さんや高橋尚子さんなどオリンピックメダリストが誕生しています。

これは短距離は筋肉量などのフィジカルな要素でほとんど決まってしまうが、長距離になるとテクニックや戦略的な要素が重要になってくるからだと思うんですね。

話を競馬に戻すと、このテクニック戦略を司るのが騎手の役割です。

なので長距離レースを予想するとき、騎手は欠かすことのできない重要なファクターになってきます!

長距離レースで重要な予想ファクターの一つが騎手!

長距離レースで買い!な騎手

今回は長距離レースで活躍している騎手をランキング形式で紹介していきたいと思います!なおここでいう長距離は2400m以上の芝のレースのことを差しますのでその点ご理解くださいm(_ _)m

第1位 C. ルメール 騎手

1着-2着-3着-着外/全体 勝率連対率複勝率単回値複回値
43- 23- 18- 39/12335.0%53.7%68.3%10799
芝2400m以上の成績(集計期間:2018/3/25~2021/3/21)

第1位 C.ルメール 騎手です!4年連続のリーディングジョッキーで、文句なしの日本のトップジョッキーですね。

距離問わず高い好走率を誇る C.ルメール 騎手ですが、2400 m 以上のレースでは特に良い成績を収めています。

芝の全レースを含めた場合のルメール騎手の勝率、連対率、複勝率27.1%、45.9%、57.3%ですから、長距離レースになると約130%も好走率が上昇します。

長距離のレースではいつにもまして、信頼して買うことができそうですね!

第2位 川田将雅 騎手

1着-2着-3着-着外/全体勝率連対率複勝率単回値複回値
20- 14- 11- 39/ 8423.8%40.5%53.6%7777
芝2400m以上の成績(集計期間:2018/3/25~2021/3/21)

2019年から C.ルメール 騎手と3年連続リーディングトップの座を争い続けている、川田将雅 騎手が第2位です!

特に川田騎手が得意とするのが、豪快な騎乗から繰り出される「逃げ・先行」の戦法ですね。
2018年のジャパンカップではキセキに騎乗し、東京2400mを絶好のペースで逃げての歴史的名馬アーモンドアイの1馬身差2着に粘りこみました。

今回川田騎手が騎乗する「オーソリティ」も堅実な先行力のある馬で、川田騎手の得意な戦法がハマりそうです!ここも大注目の騎手と言えるでしょう。

第3位 福永祐一 騎手

1着-2着-3着-着外/全体勝率連対率複勝率単回値複回値
17- 8- 8- 59/ 9218.5%27.2%35.9%6666
芝2400m以上の成績(集計期間:2018/3/25~2021/3/21)


昨年は相棒コントレイルと牡馬クラシック3冠を果たした 福永祐一 騎手が第3位ですね!

福永騎手の特徴としてはレース前には自分で歩いて馬場を確認する、ほどの「馬場を読む」ことを重視している騎手です。

スタミナが問われる長距離レースでは、馬場のどこを通ることが一番馬が消耗しないか、といったことが重要になってきます。

こういった福永騎手の「馬場を読む力」が長距離レースでの活躍の秘訣になっているんですね!

第4位 横山典弘 騎手

1着-2着-3着-着外/全体勝率連対率複勝率単回値複回値
14- 4- 5- 45/ 6820.6%26.5%33.8%13383
芝2400m以上の成績(集計期間:2018/3/25~2021/3/21)

御年53歳のベテランジョッキー、横山典弘 騎手がここでは第4位に入っています!

どんな距離でもリーディングトップを争っている、1位~3位までに挙げた3騎手と違って、横山典弘 騎手は明らかに長距離レースでこそ真価を発揮するジョッキーです。

芝の全距離でのランキングは、勝率、連対率、複勝率10.6%、17.9%、26.4%で、全騎手中25位と大きく成績を落とします

なので、得意の長距離レースでもこの記事で挙げた他騎手に比べて人気にならないことも多いです。

今回の天皇賞・春でも、横山典弘 騎手騎乗の「オセアグレイト」は9番人気の単勝オッズ47.7倍(2021/4/28時点)と、もし好走できればオッズ的にはオイシイですね!

穴党の方は長距離レースでは横山典弘 騎手から買う!というのもいい選択ですね!

第5位 M.デムーロ 騎手

1着-2着-3着-着外/全体勝率連対率複勝率単回値複回値
10- 12- 10- 51/ 8312.0%26.5%38.6%6764
芝2400m以上の成績(集計期間:2018/3/25~2021/3/21)


C.ルメール 騎手同様、JRAの通年免許を持つ外国人ジョッキー M.デムーロ 騎手が第5位です!

ただこの成績のほとんどが2018, 2019年に記録されたもので、2020年は1着1回、2着1回、3着4回と明らかに低迷してしまっています。

もともと力のあるジョッキーであることは間違いないので、復活に期待!ですね。

まとめ

長距離のレースでは馬の力はもちろんのこと、騎手のテクニック、戦略がより重要になってきます。

まさに人馬一体!となれたコンビが勝利に最も近づきます!

皆さんも予想の際、こちら参考にして頂ければ幸いです!それでは~!!

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