想定勝率
A(想定勝率 34%)
シュトラウス
B(想定勝率 17%)
ジャンタルマンタル
C(想定勝率 9%)
ダノンマッキンリー
エンヤラヴフェイス
クリーンエア
D(想定勝率 4%)
セットアップ
エコロヴァルツ
E(想定勝率 2%)
タガノエルピーダ
ナムラフッカー
ミルテンベルク
バンドシェル
アスクワンタイム
F(想定勝率 1%)
サトミノキラリ
タガノデュード
タイキヴァンクール
G(想定勝率 1%未満)
ジューンテイク
オーサムストローク
A(想定勝率 34%): オッズ下限 2.9倍
シュトラウス 想定3人気 4.2倍
サウジアラビアRCでは3着に敗れはしたものの、ボンドガール相手にクビ差という内容。ボンドガールは新馬戦で先週の阪神JFで3着だったコラソンビート相手に0.6sという決定的な差をつけて勝利した馬。阪神JFへの出走があったなら結果が変わっていたのではないか、というくらいの逸材。
戦ってきた相手を考えれば朝日杯出走メンバー中で随一の強さと考えて良いでしょう。ここは最上位での評価とします。
B(想定勝率 17%): オッズ下限 5.8倍
ジャンタルマンタル 想定1人気 3.9倍
デイリー杯2歳Sの勝ち馬。最内枠を活かしたロス最小限の走りも勝因の一つではありますが、2着以下に0.3sの差をつける圧勝劇。また新馬戦では今年はかなり強いメンバーが集まった京都2歳Sでも5着したキープカルム相手に0.4s差をつける圧勝。
無敗かつどれも強い勝ち方をしてきた馬であり、当然上位評価したい馬ではありますが、新馬、デイリー杯共に相手として G1 級の馬がいたのかというと少々疑問。戦ってきた相手を考えると現状ではシュトラウスに軍配が上がるか。
C(想定勝率 9%): オッズ下限 11.7倍
ダノンマッキンリー 想定2人気 4.2倍
新馬、1勝クラスの秋明菊賞を順調に勝ち上がっての朝日杯参戦。前走は1400mのレースを出負けして後方から、終いには2着以下を0.4s差ぶっちぎる競馬。内容的には相当強かったと思います。さらに無敗での G1 挑戦で底が見えない一頭。
とはいえ新馬、1勝クラスと1400mを使われてきており、出走メンバーはマイル以上の路線よりやや小粒。どれも相手関係にかなり恵まれた感があります。今回は相手関係が数段レベルアップ。勝ちまではなかなか厳しいのではないかと思います。
エンヤラヴフェイス 想定6人気 18.8倍
前走はデイリー杯2歳Sで2着。終始外外を回されるロスの多い競馬内容であり、結果は勝ち馬のジャンタルマンタルに0.3sの差をつけられたものの、力的には着差ほどの差はないと思います。
前々走の新潟2歳Sでは結果が出ませんでしたが、断然前有利の展開の中を後方から追い込む競馬で仕方のない敗戦。新馬戦では2着のアンモード相手に大差勝ち。アンモードは未勝利戦でアイビーS2着のホウオウプロサンゲに勝利した力のある馬。
勝ちまで望めるかというとやや厳しいですが、相手候補としてであれば十分にチャンスはあるでしょう。
クリーンエア 想定16人気 66.6倍
前々走の新潟2歳Sで3着した馬。新潟2歳Sは阪神JF勝ちアスコリピチェーノが出ており、今年の2歳路線の中でも出走メンバーのレベルが高かったレース。クリーンエアは中団から直線大外を差してくる競馬での3着。前残りの傾向が強かったレースにおいての結果であり内容としても高く評価できます。
前走のデイリー杯8着の原因が明確でないためやや不安が残りますが、新潟2歳Sの時くらいの走りを見せればここでも馬券圏内にくるだけの力は十分にあるでしょう。
D(想定勝率 4%): オッズ下限 23.4倍
セットアップ 想定5人気 16.1倍
札幌2歳Sで2着に0.7s差つけての圧勝。しかし逃げてスローに落とす競馬での勝利で、展開には相当恵まれました。2着以下とは着差ほどの力差はないと思います。ここで下したパワーホール、ギャンブルルームはのちに京都2歳Sで2桁着順の大敗。下したメンバーのレベルも疑問です。
エコロヴァルツ 想定4人気 13.4倍
前走コスモス賞で1.0s差の圧勝。道中からハナを切ってマイペースの逃げ。結果超スローペースいったいったの競馬であり、着差ほどの評価はできません。そのコスモス賞でポジション的にはエコロヴァルツの一段後ろから2着したコスモディナーは阪神JFで9着。下したメンバーレベルを考えても現状そこまでの力は感じません。
E(想定勝率 2%): オッズ下限 46.8倍
タガノエルピーダ 想定7人気 23.3倍
新馬戦勝ちから朝日杯参戦の1勝馬。絶好の逃げを打ったクランフォードを番手から差し切った競馬内容はいいですが、如何せん出走メンバーのレベルがまだよくわかりません。未知な点が多いため押さえるかどうかは人気次第で判断します。オッズ関係なければ買いたい要素は特にありません。
ナムラフッカー 想定8人気 26.2倍
前走デイリー杯2歳Sの3着馬。稍重にも関わらずそれなりに早い前半ラップ、決着時計となっており、力のない先行馬が崩れ気味なレースでした。ナムラフッカーはこれを最後方から追い込む競馬で、3着を拾うには最適な競馬内容。真っ向勝負となれば力的に足らない可能性が高いです。
バンドシェル 想定17人気 71.1倍
前走の京王杯2歳Sでは4着。レースレコードが出て、3着のコラソンビートは後に阪神JF3着と非常に高いレベルのメンバーが揃った1戦だったと思います。しかし、強かったのは3着までで、4着以下は相当の着差をつけられる結果に。現状ここで上位の馬とは逆転不可能なレベルの力差があると考えてよいでしょう。
ミルテンベルク 想定10人気 29.2倍
前走京王杯2歳Sの5着馬。バンドシェルのところで考察した内容と同じく、高いレベルの馬を相手にレースしたという実績はありますが、前走では力不足を露呈した感があります。
アスクワンタイム 想定19人気 103.4倍
前走京王杯2歳Sでの10着大敗は、後方からの馬には絶望的な展開で仕方のない部分はあります。しかし小倉2歳Sの時も先に挙げたミルテンベルクとタイム差なしと、突き抜けるような強さは見せられていません。メンバーレベル強化の今回は足りない可能性が高いか。
F(想定勝率 1%): オッズ下限 93.5倍
サトミノキラリ 想定13人気 40.0倍
新馬戦では敗北したものの、未勝利、1勝クラスを連勝しての朝日杯FS参戦。しかし新馬戦で0.2sの着差を付けてこの馬に勝ったドナベティは阪神JFでいいところなしの8着。やはり連勝は相手に恵まれただけ感が強いです。
タガノデュード 想定14人気 44.9倍
コスモス賞で3着の成績はありますが、勝ち馬、2着馬にも大きく離されての敗北。その後初勝利を納めるまでに4戦を要しましたが、この間に敗れた相手もとりわけ強い馬ばかりだったというわけではありません。現状は力的に足りない可能性が高いです。
タイキヴァンクール 想定15人気 59.6倍
前走未勝利を勝っての参戦。新馬戦でデイリー杯2着のエンヤラヴフェイスとの対戦経験がありますが、絶好の逃げを打ったにも関わらず、簡単に差されての着差0.9s。この時の力関係で言えばかなり大きな差があったと思います。更に強いメンバーも出走する今回は非常に厳しい戦いになるでしょう。
G(想定勝率 1%未満): オッズ下限 374.0倍
ジューンテイク 想定12人気 31.0倍
前走は1勝クラスのこうやまき賞を勝利。しかしそれまでに、新潟2歳S、ききょうS、黄菊賞を使われて結果が出ず。ききょうSではクイックバイオ相手に0.4s差をつけられて敗北していますが、クイックバイオは阪神JFで13着。現状はこの馬も重賞で好走できる可能性は低いでしょう。
オーサムストローク 想定11人気 29.7倍
前走は1勝クラスのベゴニア賞勝ち。しかし新馬戦では勝ち馬のラヴズコールに0.6sもの差をつけられて敗北していた馬。このラヴズコールですらアルテミスSを6着と重賞では全く通用していません。現状の力では足りない可能性が高いでしょう。
コメント