スタート => 1コーナー
このメンバー構成では、外枠であっても逃げるのは⑬グラニットになるでしょう。テンの脚の速さは随一で、スタートも安定して出るタイプです。
番手は③グリューネグリーンか、⑯タッチウッドかと思います。
③グリューネグリーンは絶好の枠を引いたと思います。近2走は位置取りに泣くレースが続きましたが、今回は積極的に位置を取って来れそうです。
逆に⑯タッチウッドはかなり不運ですね。走りをみても前目の位置を取りたい馬ですが、テンの脚、スタートはそこまで速くないので、このポジションを取るにはかなり押して出ていくことになりそうです。前半でかなりスタミナ面での消耗がありそうです。
その後ろに先行グループを形成するのは②, ⑧, ⑦, ⑨, ⑩, ⑭, ⑰でしょうか。
⑧トップナイフはテンの脚も早いですし、スッと先手のインを確保できそうな枠。好枠でしょう。
人気どころですと、⑦ファントムシーフ、⑭タスティエーラは前目のポジションが取れそうだと思います。
中団を形成するのが、①, ④, ⑤, ⑪, ⑫, ⑮。
①ソールオリエンスはこの枠ならば、最内ロスなく回りつつも脚をためられるこのポジションを取ってくるでしょう。
人気の一角、⑤フリームファクシ、⑮べラジオオペラは出たなりで中団あたりに構えるのではと思います。
4コーナー => 直線
逃げから3番手までの隊列は変わらないのではないかな、と思います。この図では先頭集団と、2番手集団には差がありますが、ここは⑬グラニットの作るペース次第。ハイペースで離し逃げなら図のようになるでしょうし、溜めを効かせればもっと馬群が凝縮した展開もあり得ます。
③グリューネグリーン、⑧トップナイフは末脚勝負では分が悪いことがわかってますから、逃げ馬についていくと予想。ここまでは前で粘ってどこまでの競馬になるでしょう。
⑯タッチウッド以下は好位から差す形をとると予想。⑯タッチウッド、⑭タスティエーラは前が飛ばしてくれれば、道中ロスなく、前も空く形になってチャンスが生まれそうです。
⑤フリームファクシ、⑦ファントムシーフは末脚もありますから、よほど内有利のトラックバイアスでもない限りは外を回して力勝負を仕掛けてくるのではと思います。
やや後から追い込む形となりそうなのが①ソールオリエンス、⑮べラジオオペラ。
①ソールオリエンスは力のある馬ですから、詰まる可能性も考えると妙にインを攻めるのはやりたくはありません。ただ、この枠だと外には出せるかは運次第。図のような形が取れればベストですが、ここまでうまくいくかどうかは不安です。
⑮べラジオオペラは逆に外目を気持ちよく回って来れそうな一頭。展開面で不利を被る可能性は低く、自分の能力は出し切れそうです。
まとめ
ペースについては⑬グラニット次第なところはありますが、極端なスローということはなさそうで平均〜ハイペースにはなりそうです。
直線の短い中山2000mですし基本は先行馬有利ですが、締まった流れになりそうなら中でも力のある馬から狙いたいところ。イン有利なら⑯タッチウッド、外差しが効くなら⑦ファントムシーフあたりが軸かなあと考えてます。週末に雨予報もありますし、馬場が渋ればなおさら前残り傾向が強まるでしょう。
あまりに前が残らない馬場状態になれば、⑮べラジオオペラを軸に置く可能性もあり。
相手は当日の馬場状態含めてもう少し考えたいと思います。
コメント