【金鯱賞2021】【レース回顧】しんがり人気ギベオンをどうすれば買えたのか?秘密はあるレースにあり?

2021
出典: https://db.netkeiba.com/

レース結果

着順馬番馬名年齢斤量騎手タイム着差人気オッズ馬体重
155ギベオン牡656.0西村淳2:01.810227.3508(+8)
211デアリングタクト牝455.0松山2:01.8クビ11.4470(-4)
3810ポタジェ牡456.0北村友2:01.91/2619.8464(0)
444グローリーヴェイズ牡657.0川田2:01.9ハナ24.5468(+4)
577キセキ牡757.0Mデム2:02.01/2310.0504(-12)
出典: https://race.netkeiba.com/race/result.html?race_id=202107020211

レースは他に競ってくる馬も特になくギベオンが楽にハナを取って平均ペースに。直線向いたところで各馬余裕を持った追い出しを図ったこともあり、そのまま逃げたギベオンに楽な展開となり勝利。2着には大外に持ち出した1番人気デアリングタクトが後方から上がり36.1の脚で迫るも首差2着。3着には同様に大外から差しに回ったポタジェが入りました。

1着はしんがり人気ギベオン!どうすればこの馬を買えたのか?

単勝オッズ1.4倍のデアリンクタクトを破り見事ジャイアントキリングを決めたのが、しんがりの10番人気ギベオンでした!振り返ってみると難解なレースとなったこの1戦。どうすればこのギベオンを買えたのか?データを紐解いて見ていこうと思います!

前走白富士S組は大穴でも買い!複勝回収率700%以上!

勝ったギベオンは前走白富士S5着からの参戦となりました。本年の金鯱賞では同様にポタジェ、サンレイポケットが出走していましたが、1着のポタジェ、クビ差2着のサンレイポケットに対し、ギベオンは0.4秒差5着に敗れていたためかなり人気を落としていました。ただ前走白富士S組は出走が少ないながらも毎回人気薄で穴を空けており、今回人気のなかったギベオンも必ず押さえるべき1頭であったと分かります。

前走白富士S組(過去10年)

1着2着3着着外合計勝率複勝率単勝回収値複勝回収値
002020%100%0705

昨年は白富士S7着から6番人気ダイワキャグニー、2017年には白富士S1着から金鯱賞13番人気のスズカデヴィアスが、複勝320円、1090円で穴を空けています。東京2000mで開催される白富士Sですから、同じく左回り、同距離の中京2000mで行われる金鯱賞とリンクする部分も多いのでしょう。前走白富士S組は不人気でも買い!というのは今後も覚えておいて損はないでしょう!

金鯱賞の逃げ馬は穴馬続出!逃げ馬べた買いで馬券黒字

金鯱賞では中団からの差し競馬の勝率が高く、直線の上り勝負となることが多いです。しかし穴を空けるパターンは逃げ馬から出るケースが多いです。以下に過去10年の逃げ馬の成績を示しますが、複勝回収率は160%を超えており、逃げ馬をべた買いするだけで大幅に黒字になることが分かります。

逃げ馬の成績(過去10年)

1着2着3着着外合計勝率複勝率単勝回収値複勝回収値
0316100%40%0164

金鯱賞は開催時期は違えど、有馬記念や大阪杯の前哨戦としての意味合いの強いレースです。人気馬もここは積極的な競馬をしないことも多く、ノーマークの人気薄の逃げ馬がそのまま逃げ粘れることも多いのかもしれません。今年も逃げ馬のギベオンにとってはかなり楽な展開となりました。来年以降も逃げそうな馬を見つけたら買い!ですね。

今回は金鯱賞の回顧記事として、どうすればギベオンを買えるのかということを中心にお話しさせていただきました。今年の重賞戦線は比較的荒れることも多く、穴党にとっては楽しみな競馬が多いですね!来週は桜花賞、オークスにつながるフラワーC、皐月賞の前哨戦スプリングS、などクラシックに結びつくレースが目白押しです!そして昨年の有馬記念1着のアリストテレスが今年の始動戦として阪神大賞典に出走してきそうです!1週間じっくり考えて、来週も競馬楽しんでいきましょう!それではまた!

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